大腿二頭筋(だいたいにとうきん)@ハムストリング
起始 | 長頭:半腱様筋と総頭を作り坐骨結節 短頭:大腿骨粗面と外側筋間中隔 |
停止 | 腓骨頭と脛骨外側顆 |
神経支配 | 長頭:脛骨神経(L5~S2) 短頭:総腓骨神経(S1~2) |
作用 | 膝関節の屈曲・外旋(屈曲時)、股関節の伸展・外旋 |
半腱様筋・半膜様筋と合わせてハムストリングと呼ばれる。股関節と膝関節に作用する二頭筋。
筋肉の生理により、股関節を伸展位におくと膝の屈曲は弱く、反対に股関節を屈曲位におくと強くなる。ハムストに代表される二関節筋ならではの機能。くれぐれも縮めすぎには注意。攣ります。モモ肉(ハム)の腱を紐(ストリング)のように用いてハム作りをしていた事に端を発しているらしい通称ハムストリング。モモ裏の筋の総称としてなぜ定着しているのか定かではない。