腹横筋(ふくおうきん)

腹横筋

4.4層目の腹筋

起始第7~12肋骨内面、腰筋膜、腸骨稜、上前腸骨棘(ASIS)
停止剣状突起、白線、恥骨結節
神経支配肋間神経(T5~12)、およびL1
作用腹腔内圧を高める(腹をペシャンコにする)

腹腔の内圧を正常に保つため“壁”としての役割が大きい4層目の腹筋、腹横筋。天然のコルセットとも言えるこの筋は、腹式呼吸で息を吐ききる時、腹をぺちゃんこに凹ませる時に使われます。
縮こまった横隔膜を押し上げるのもこの筋の重要な役割。

腹筋群の中で1番大切で1番鍛えるべきだけれど、良く見る腹筋運動では鍛える事ができないのは筋繊維の走行を見れば一目瞭然。
腹を凹ましたままキープするドローイン(ロングブレス)やプランクなど静的なトレーニングが○。

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