整体師・セラピストにおすすめの本
参考図書
見慣れているせいもあって、私が一番見る本です。 運動器の解剖本は色々ありますが、 動作を行う筋肉を強さの順に表記してあるのはこの本くらいだと思います。 欲を意を言えば、もうちょっと強靭な作りだといいのになと思う。
一番最初に買った本。 筋肉の勉強をするには物足りないが、一通りの体の勉強が出来る。 大きなイラストは綺麗で見やすい。 後半の雑学っぽいところがお気に入り。
徹底図解 腰・ひざの痛み―がんこな痛みを癒す (目でみる医書シリーズ)
徹底図解 腰・ひざの痛み―がんこな痛みを癒す (目でみる医書シリーズ)
この2冊は一般向け。 説明する事を考えれば、こういう一般向けの本で勉強する方が、 かえって良かったりする。 一般向けらしからぬ詳しい解説。
トリガーポイントは、痛みの引き金(トリガーポイント)を正すと言う点で、 二点療法と並んで私の手技のベースになっている。 個々の筋肉別のストレッチや、 どんな時その筋肉が損傷するのかなども載っていてとても参考になる。
当時通ったスクールで一通り習ってプリントも貰っていたが、 やっぱり1冊欲しいかなと思い購入。ちょこちょこ改定されている。神経根や関節のテストとされているものが多いですが、手力整体塾では施術不可な疾患の有無を判断するためと“コリ探し”として検査を行なっています。
利き手利き足に注目した整体法。 ・・・なんて簡単にまとめると怒られそうだが、 神経と筋肉の協調性を高めるPNFに、 得意な動作と苦手な動作のバランスを合わせていく概念を足したもの。 “利き手”の存在が体の不調に大きな影響を与えているのは間違いない。 この本自体はどうやら廃盤。なんと中古が100円で買えます。 似たようなのが色々あります。
改訂版 クリニカルマッサージ―ひと目でわかる筋解剖学と触診・治療の基本テクニック (DVD付)
実写の人体に骨と筋肉のイラストを合わせた画期的な本。 どう触ると筋肉のどの部分なのか明確にわかる。 色んな角度から筋肉を見られるのは、多分他に無い。
ボディバランスを獲得するスタビライゼーション―身体能力を著しく向上させる実戦的トレーニング (からだ読本シリーズ)
重心を維持し、安定感を高める為に必要な、 スタビライザーと呼ばれる深層筋を効率よく鍛えるテクニック スタビライゼーション。 体幹トレーニングとかコアトレーニングの名目で、 多くのスポーツ選手が実践しています。 ピラテスのほうが通りがいいようですが、もとは同じ。
手力整体塾では初期解剖のテキストとして採用しています。 ベーシックでわかりやすくワークシート充実。 後半の『テコの原理』は整体師必見。
肉単―ギリシャ語・ラテン語 (語源から覚える解剖学英単語集 (筋肉編))
『血湧き、肉踊る!!』って、ふざけてるのか真面目なのかちょっと不思議な本。 この小ささはありがたい。 ちなみに骨編の『骨単』、内臓編の『臓単』もあります。 その他いろいろ・・・。
絵を書くために人体の機能解剖を知ろうとする絵描きさんのための本ですが、よくある機能解剖の参考書と違って、様々な姿勢で筋肉がどうなるかを示してくれているのでとても参考になります。我々もイラストなど書く場面は意外とありますし、手元に1冊あると良い本です。
番外
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)
整体師としてやるべき事、やりたい事が明確になった一冊。自然の一部である人間を相手にするセラピストさん達には是非読んでもらいたいと思う。リンゴの木が花を咲かせ実をつけたがるように、身体だって治りたがっていると思う。
一流選手の動きはなぜ美しいのか からだの動きを科学する (角川選書)
腹筋や背筋といった体幹を動かす筋を鍛えがちな良くある『体幹トレーニング』が間違っている事を教えてくれる。限りなく力を抜きつつ重力を味方につける事。正しい動きは美しく強い。
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)
それぞれの地域はもとよりそれぞれの人も元来各々の里山を持っている。それに気付くかどうかが運命の分かれ道。整体に限らず独立してやっていきたいなら必読の一冊。生きていくために本当に必要なのはお金ではなく水と食用と燃料なんだよね。